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ブラジル人はピッツァ好き=1日あたり100万枚を生産

エクスポ・ピッツァリアに出品された40メートルのピッツァ(Rovena Rosa/Agencia Brasil)

エクスポ・ピッツァリアに出品された40メートルのピッツァ(Rovena Rosa/Agencia Brasil)

 ブラジルでは、7月10日は「ピッツァの日」だ。ブラジル人はピッツァ好きで、1日100万枚のピッツァが作られており、年間の売上額は220億レアルに上る。
 この内の半分以上の57万2千枚はサンパウロ州で消費されている。中でもサンパウロ市は、米国ニューヨークに次ぐ、世界で2番目にピッツァの消費量が多い町だ。同市でよく売れるピッツァは、ムツァレラ、カラブレーザ、ポルトゲーザ、フランゴ・コン・カトゥピリ、マルゲリッタだ。
 サンパウロ市中央部のパン屋「マドルガーダ・パウリスターナ」は未明にも開いている事で知られ、週末には300枚以上のピッツァが売れるという。
 サンパウロ市アニェンビーでは10日から14日まで、ピッツァの日を記念する恒例のイベント「エクスポ・ピッツァリア」が開催されており、様々な種類のピッツァを満喫する事が出来る。
 W杯にちなみ、各国の国旗をちりばめて、全長40メートルのピッツァを作ったピッツァリアもある。このピッツァを作るには100キロ以上の小麦粉を使ったという。
 サンカルロス市ではアルファセ(レタス)を乗せたピッツァがヒットして、市内の店の多くがアルファセのピッツァを出しているなど、その町や地域の人々の好みに合わせたピッツァも作られている。(10日付G1サイト、同ビデオ・バンジなどより)