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ラルゴ・ダ・ポ広場が新装開園!=JCIらが改修、サンパウロ市に譲渡

来賓で鏡開き

来賓で鏡開き

 ブラジル日本移民の父・上塚周平の銅像が立てられているリベルーダーデ大通り沿いのラルゴ・ダ・ポルヴォラ広場が改修され、先月24日、ブルーノ・コーヴァスサンパウロ市長の出席のもと、譲渡式が行なわれた。
 25万7千レを投資し、ベンチや通路、照明などの整備が行なわれた同広場。今後、セー区役所、Fecap、ブラジル日本青年会議所(JCI)、グリーンラインの4団体が同広場の責任を負い、今後36ヵ月間管理する。
 ジョルナル・ニッパキ紙の取材に応えたコーヴァス市長は「日本移民110周年記念のなか、市民団体との協力で実現した。サンパウロ市の発展に貢献した日本移民の重要性を示すためだ」と語った。また、「市内各所で110周年を祝う企画について、市でも話し合っている」と明かした。
 セー地区長のエドゥアルド・オドロークさんは「広場は東洋街の象徴の一つ。日本移民110周年に東洋街に一つのプレゼントを贈ることができたことは興味深い」と語った。
 譲渡式に参加した村上パトリシアJCI会長は「政府と一般団体、社会の3つで成し遂げられたこと」とコメント。そのほか、式典には楠彰在聖首席領事、池崎博文ACAL会長、福原ケンジ・カルロス文協第7副会長らが出席し、鏡開きで改修を祝った。
 同広場の開所時間は午前7時から午後10時まで。