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在日ブラジル人旅行ガイド=ロベルト・マクスウェルさんが講演=日本旅行でのおすすめ語る

講演中のロベルトさん

講演中のロベルトさん

 日伯文化連盟(アリアンサ、大城幸雄理事長)は、同ピニェイロス文化センターで在日ブラジル人旅行ガイドのロベルト・マックスウェルさん(43)による講演会『次の到着地―日出づる地への旅行アドバイス』を26日午後に開催し、日本旅行を考えている日語学習者など約50人が集まった。
 ロベルトさんは自己紹介後、訪日観光客数の推移などを紹介した。ロベルトさんによると、訪日旅行者数は震災後に激減した。しかしその後は増加に転じ、昨年は約2870万人を記録した。その内3万人がブラジル人とのことだ。
 講演では「なぜ今、日本を旅行するか?」、「魅力的な観光地」、「日本旅行でなにが考えられるか」などと各項目に分けて日本旅行の魅力を紹介した。日本の治安の良さや見所の観光地など、ロベルトさんが笑い話を交えながら語る体験談に、来場者の日本旅行への期待感がより一層高まった。
 講演に参加した杉山ウィリアンさん(29、三世)は5月に日本旅行を楽しんだばかり。「また必ず日本旅行に行きたい。ロベルトさんが勧める観光地を見たくなった」と語った。
 ロベルトさんはリオデジャネイロ州立大学の地理学を卒業。文部科学省の留学生制度で2005年に渡日し、日本に魅了された。以来日本が気に入り、住み続けているという。静岡大学大学院の臨床人間科学で修士号を取得した。現在はフリージャーナリスト、映像・写真作家として活躍するほか、「Tabiji」というサイトで日本旅行のお勧めやガイドサービスの申込を受付けている。詳細は同サイト(https://www.tabiji.co/)まで。


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 NHKワールド・ラジオ・ジャパンでアナウンサーを務めるロベルト・マクスウェルさんが勧める観光地の一つは佐渡島。ブラジル日本移民100周年の際、南米ツアーで来伯した太鼓グループ「鼓童」をはじめ伝統芸能が豊富なところだ。その背景にある島の歴史も興味深いという。日本人よりも日本について詳しそうなロベルトさんのガイドは、10人までの小グループに限定している。大きくなると収集が付かず、「良いガイド」ができないとか。次の日本旅行ではTabijiを利用してみては? 親日ブラジル人が紹介する日本を味わうのも、一興では。