昨日付本紙でも報じた、14日にヒップ矯正の美容整形手術をほどこした46歳女性が15日未明に死亡したため、母親と共に逃亡していた、リオ市在住のデニス・フルタード容疑者と母のマリア・フルタード容疑者が、19日午後、捕まった。警察は犯罪防止の民間団体「ディスキ・デヌンシア」が1千レアルの報奨金をかけて集めた情報を利用し、2人の居場所を突き止めた。2人は午後4時13分に、弁護士と共にリオ市警第16署に出頭した。同容疑者は、手術を自宅で行っていた、医療資格に不正が見られる、過去に殺人や武器所持の前科があるなど、不審点が多い点でも注目されている。
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英国の雑誌「タイムス・ハイヤー・エデュケーション」が発表した「ラテンアメリカ大学ランキング」でサンパウロ州立カンピーナス総合大学(UNICAMP)が1位に輝いた。ブラジルの大学は10位以内に6校入ったが、その内訳は、2位にサンパウロ総合大学(USP)、4位にサンパウロ連邦大学(UNIFESP)、7位にリオ・カトリック大学(PUC―RIO)、9位にミナス・ジェライス連邦大学(UFMG)、10位にリオ・グランデ・ド・スル連邦大学(UFRGS)となっている。
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サッカーの全国選手権が18日に再開し、首位攻防戦となったマラカナン・スタジアムでのフラメンゴ対サンパウロは、サンパウロが、終始押され気味ながらも1―0で守り切った。これで、サンパウロは首位フラメンゴとの勝ち点差を1に縮めた。シーズンは3分の1を消化しただけだが、優勝争いはファンの目を否が応でもひきつける。