19日から米独製作のアニメ映画「イーリャ・ドス・カショーホス(犬ヶ島)」(ウェス・アンダーソン監督)の上映が始まった。同映画は近未来の日本が舞台。架空の「メガ崎市」に犬インフルエンザが蔓延し、人間への感染を恐れた小林市長が街に住む全ての犬を犬ヶ島に追放。愛犬を探しに島に上陸した主人公アタリが、市の未来を変える陰謀に近づいていくという物語。人形を少しずつ動かしながら撮影する「コマ撮り」技法のストップ・モーションアニメとなっているほか、第68回ベルリン国際映画祭の監督賞に選ばれた。冬休み中の孫と一緒に観に行ってみては?