GSC・VIDEO社を経営、多数のコロニア映像作品を制作してきた畑勝喜さん(かつよし)心肺停止のために19日、サンパウロ市のサンタ・マジオリ病院でなくなった。前日に転倒して頭部を強打し、入院していた。享年84。
1934年3月16日、東京都生まれ。53年に日本経済新聞社の写真部映像部門に入社。60年に駐在員としてブラジルへ、1年で帰国。その間、コチア産業組合で中央会の『農業と共同』編集部で働かないかと誘われ、62年にブラジルへ再渡航。ラジオ・サントアマーロ(1957~1970年)や南米銀行広報部で働く傍ら、映像プロダクション「ブラスビジョン」を創立。70年代からコロニア関係のドキュメンタリー作品を50本以上の撮影した。
葬儀は20日午前、モルンビー墓地で行なわれ、埋葬された。世界救世教信者のため、10日祭を28日午後6時から、モエマ浄霊センター(Al. dos Jurupis, 544)で行なわれる。