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県連日本祭り=ギネス世界記録へ挑戦!=眞子さま「おいしそうですね」=日本食が一番集まるイベントに

ギネスの出品料理を見学される眞子さま(撮影=望月二郎)

ギネスの出品料理を見学される眞子さま(撮影=望月二郎)

 県連日本祭りでは21日、会場2階でギネス世界記録への挑戦が行われていた。「日本料理が一番集まるイベント」での世界記録獲得を目指し、午前7時から審査用の料理約590食が運び込まれ、会場に設置された台に材料の確認を終えた料理が並べられた。今回のギネス記録では500食の登録を目標としていて、結果は早くて今週中に出る予定。以前に同様の挑戦記録はないため、自動的にギネス記録を獲得する可能性もある。

会場には約590食が並んだ

会場には約590食が並んだ

 審査はサンパウロ市の日本食料理人5人とギネス社員2人らで行なわれ、使用材料の確認が行なわれた。午後1時、確認を終えた全ての料理が慌しく並べられ、眞子さまが入場された。市川利雄日本祭り実行委員長の案内で出品料理の説明を受けた眞子さまは、会場端に並んでいた各県人会の郷土食を見学し、県人会会長らと挨拶を交わした。
 東京都友会の前で立ち止まった眞子さまは坂和三郎副会長に「はるばるブラジルで東京の料理を作り、ご苦労様です。おいしそうですね」と声を掛けられた。
 眞子さまご退場後に審査が再開され、品数、量など綿密な審査が行なわれた。その後はギネス記録に関わったボランティア、日本からの来場客らを交え乾杯した。出品料理や郷土料理などを楽しんだ。
 日本祭り初参加という駐在員女性(匿名希望、27、神奈川県)はギネス記録について、「ブラジル日系社会ならではのおもしろい試みだと思う。日本祭りもとても大規模で驚いた」と語った。