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 日本ブラジル中央協会(大前孝雄会長、東京都港区)発行の会報『ブラジル特報』1645号が7月に刊行された。今回も読みどころ満載だ。【特集・ブラジル政治塾】(舛方周一郎・神田外語大専任講師)は、大統領選で《ルーラが出馬しない前提での決選投票で、アルキミン(PSDB)とシロ・ゴメス(PDT)…》という展開を予想。さらに《ボルソナロの支持率は選挙戦を通じて下降する。アルキミンとシロ・ゴメスの決選投票となれば、現状ではアルキミンが大統領選に勝つシナリオが有力》とのこと。
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 同『ブラジル特報』には【あなたはどう見る日系社会】(細川多美子・人文研常任理事)という日系団体実態調査の概略発表の一文も。全伯の日系団体数は「ずばり約430団体」あるとか。その全てを訪問調査し、140項目を根掘り葉掘り調査した訳だから手間がかかった調査だ。《大半が自前の不動産である会館を持っているという点が驚異的》。さらに《ブラジル国内にそんな財産をこれほど数多く残しているのは日本人以外にはない。地域の非日系ブラジル人もそう呼ぶ“Kaikan”が町の唯一の文化施設であることも多い》とも。早く本格的な内容報告の発表をして欲しいものだ。会員になれば会報最新版をサイトで閲覧可。なおバックナンバーはhttp://nipo-brasil.org/tokuho/#bnで無料閲覧できる。