JICAボランティアとしては初派遣となる相撲指導者、飯田浩之さん(23、茨城県)が27日に来社した。日本体育大学を卒業したばかりで、1週間前に来伯した。
相撲歴は13年、高校時代に全国5位、大学時代は全国16位という記録を持つ実力派。ただし、プロには身長が足りなく、その道は残念ながら諦めたという。
JICAに応募した動機は、外国で指導経験を積むこと。「指導者としてブラジルで自分を磨き、その経験を日本に持ち帰りたい」との抱負を語った。
当地の相撲の印象を「日本の人より身体がでかく、その分、腰の位置が高い感じ。だから基本姿勢を中心に2年間しっかりと指導し、魁聖を越える力士を育てたい」と意気込んだ。