ブラジル沖縄県移民110周年記念祭典が3、4、5の3日間、サンパウロ市の本部やピラ・カロン区、ジアデマ市を中心に開催される。
ブラジルの後、アルゼンチン(7~9日)、ボリビア(11、12日)と続く祭典にあたり、日本やハワイを含めた国内外から、およそ500人の慶祝団の訪問が見込まれている。
3日は午前9時から開拓先没者慰霊碑、日本館を訪問。午前10時半からサンパウロ州議会にて表彰式。午後7時からバンデイランテス宮にてマルシオ・フランサ州知事を訪問する。
4日は午前9時から富川盛武副県知事と若手県系人との交流会。午前10時からは、先没者追悼慰霊法要がブラジル沖縄県人会で開催される。
また4、5両日には、ビラ・カロン沖縄県人会支部主催の「第16回おきなわ祭り」も。4日午後3時からは、慶祝団一行や芸能団体による3千人規模の祝賀パレードが行われ、今年の同祭の目玉となる。
5日は午前10時からジアデマ市の沖縄文化センターにて、ブラジル沖縄移民110周年記念式典、昼食会、余興が行われ、午後3時頃に閉会となる。
案内に来社したブラジル沖縄県人会の島袋栄喜会長、ブラジル沖縄移民110周年祭典委員会の上原テリオ実行委員長、ビラ・カロン沖縄県人会の照屋武吉会長、第16回おきなわ祭りの新崎盛義マリオ実行委員長は「3千人の祝賀パレードは見応えあるものになるはず。今年のサンパウロ市カーニバルで優勝したアカデミコス・ド・タトァペが大トリを飾る。沖縄移民110周年のために特別に用意したサンバは必見です」と呼びかけた。
おきなわ祭りは両日とも午前11時から。4日は午後9時、5日は午後8時まで。入場料は無料だが、一キロの保存食を持参すること。
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