ブラジル郷土民謡協会(斉藤美恵会長)は『第30回慈善協力ブラジル郷土民謡全伯大会』を5日午前9時から、リベルダーデ区の宮城県人会(Rua Fagundes, 152)で開催する。今回は非日系も混じった約80人が歌声を競うほか、日本からの慶祝使節団4人も特別ショーで歌声を披露する。3日、案内のため一行が来社した。
日本からは日本郷土民謡協会の椿真二事務局長(団長代行、名誉教授)、椿真次、椿真代志、小椋孝子公認教授が参加。3日にイビラプエラ公園内の開拓先没者慰霊碑を訪問した後、芸能講習会や懇親会で芸能発表するなど、当地の唄い手らと交流した。
同大会には5回ごとに日本からの慶祝施設団が参加している。5回目の来伯となった椿事務局長は「みなさん強い郷土愛を持って歌っている。インターネットなどを使って情報を得て、正確な歌を習得している」と高く評価した。
初来伯の真次公認教授も「日本文化を継承する人との交流が楽しみ」と語った。
大会では各年齢別のコンクールが行なわれた後、ブラジル郷土民謡協会創立30周年記念式典を予定している。昼食および慶祝使節団による特別ショーの後、午後1時から再びコンクール、決勝戦や入賞者発表などが行なわれる。
問い合わせは同協会本部(11・5573・4349)まで。
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