ホーム | 日系社会ニュース | ■ひとマチ点描■家庭で皇室歓迎料理を=パット・ド・インペラドール

■ひとマチ点描■家庭で皇室歓迎料理を=パット・ド・インペラドール

パット・ド・インペラドール(写真=https://goo.gl/PYQ2Ka)

パット・ド・インペラドール(写真=https://goo.gl/PYQ2Ka

 1997年に今上天皇皇后両陛下がご訪問された際、ベレンで特別に用意された「パット・ド・インペラドール(天皇陛下の鴨)」という創作料理がある。
 料理人の故パウロ・マルチンスさんが考案し、現在もベレン市内のレストラン「La em casa」(Av. Boulevard Castilho Franca, Estacao das Docas, Galpao 2, Loja, Campin)で食べられる。
 ネット上でレシピが公開されており、パウロさんの妻タニアさんが公開しているレシピ(http://boalembranca.com.br/index.php/prato/pato-do-imperador)をここでは翻訳した。家庭でもこの料理を楽しめる。
☆材料(4人前)=かもの胸肉2枚、トゥクピー1リットル、ジャンブー1パック、アルファヴァカ(バジル)3枚、チコーリア(チコリー)3枚、にんにく2片、ピメンタ・デ・シェイロ1粒、ファリーニャ・ダ・アグア・デ・マンジョッカ250グラム、バター50グラム、米250グラム、アセルガ4枚、塩お好み。
(1)かもの胸肉をアルミニウムで包み、オーブンで20分焼く。
(2)鍋にトゥクピーとピメンタ・デ・シェイロ、にんにく、アルファヴァカ、チコリー、バジルを入れ沸騰させる。塩で味付けも。
(3)トゥクピーの3分の2にかもの胸肉も加え、柔らかくなるまで煮る。
(4)柔らかくなったかもの胸肉をほぐし、おいておく。ジャンブーの柔らかい葉を茎から取る。
(5)お湯を張った鍋にお好みの塩をふり、ジャンブーを煮る。用意したジャンブーの葉の4分の3に切れ目を入れておくと早くゆでられる。トゥクピーで油飯をつくる。
(6)30センチほどの大きさの皿にアセルガを載せ、その上に油飯、かもの胸肉、ジャンブーをよそる。
(7)切ったジャンブーや余ったトゥクピー、ファリーニャ・ダ・アグア・デ・マンジョッカ、用意したピメンタで皿を飾って完成。
(8)マリナーダ(レモン1片、にんにく2片、塩お好み、白ワイン100ミリリットル、ピメンタ・デ・シェイロお好み)も用意しておくこと。