大統領候補のジャイール・ボルソナロ氏が28日にグローボ局で行ったインタビューの際、教育省批判のために使い、実物まで見せた、「子どものための同性愛教育に使っていた本(キット・ゲイ)」が、実際には学校で使用されていなかったことが明らかになった。教育省によると、2011年に同著を28冊購入したものの、公立の図書館に回しただけで、教育の現場では使用していなかったという。これに対し、同氏は翌29日も「教育省は嘘つきだ」と批判しているが、その後も教育現場で使われたという証拠はあがって来ず。相手を攻める前に自身の「勘違い」かどうかの確認も必要では。
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サンパウロ州保安局が、今年の上半期における軍警の死者と負傷者の数を発表した。それによると、通常勤務の軍警は、前年同期と比べて死者が7人から5人に、負傷者も88人から78人に減っているものの、勤務外の私服の場合は、逆に死者が15人から19人、負傷者が60人から79人に増えていた。警官だと顔も犯罪者から覚えられやすく、休みのときを狙われやすい。また、休みでも急な犯罪には対処しなくてはならない。何らかの対策は必要か。
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29日のサッカーのリベルタドーレス杯。コリンチャンスは本拠地イタケラでの対コロコロ(チリ)戦を2―1で制し、第1戦との合計スコアを2―2としたが、準々決勝進出を逃した。それは、「アウェイ・ゴール」という、敵地での試合で挙げた得点差で勝敗を決めるルールによるものだ。コリンチャンスは第1戦を無得点で落としていた。