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広島県人会=「協力してくれた皆さんに感謝」=母県に義援金150万円

来社した一行

来社した一行

 7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県。その復興支援のため募金運動を行ってきた広島県人会の平崎靖之会長、重田エウゾ副会長、吉田ロベルト貞夫副会長、小池庸夫理事が17日に来社し、募金協力に感謝を述べた。
 広島県は県内死者数が108人に上り、今回最大の被害を受けた。14年にも広島市内安佐南区を中心に74人の死者数を出す、豪雨による大規模な土砂崩れが近年続けて発生している。
 7月の日本祭り直前に災害が発生し、県庁からの慶祝団訪問が直前にキャンセルとなるなか、母県の窮状を受けて同祭内で募金活動を開始。その後、銀行口座を即座に設置し、会員一体となって募金活動を行ってきた。およそ2カ月間で、日本円に換算して約150万円が寄せられた。
 来社した一行は「皆で力を合わせ、出来る限りのことをやった。新聞記事を通じて、支援の輪がみるみる広がっていった」と話し、「口座に入金されたものは個人名が分からないが、快く募金して下さった皆さんに感謝申し上げたい」と謝意を滲ませた。
 「避難生活を余儀なくされ、まだ困っている被災者がたくさんいる。少しでも生活に役立てて欲しい」と母県の復興を祈った。義援金は近日中にも、県庁に振込まれる見通し。