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ベネズエラ=「倒そうと思えばすぐ」=トランプ大統領が語る

 米国のトランプ大統領は25日、国連総会の席で、ベネズエラ政府に関して、「軍事的に政権を倒そうとすれば、すぐに倒せる」との発言を行った。26日付現地紙が報じている。
 同大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領の独裁政治に関し、「あの国はすごく弱体化しているから、軍事的に倒そうと思えば早く倒せる」と発言した。
 この2週間前には、トランプ政権のメンバーがベネズエラの反体制派兵士の一部と接触し、軍事クーデターの可能性を探っていたことが報道もされている。
 だが、ベネズエラの野党側は、2017年8月にトランプ氏が同国への介入をほのめかした際に、それを拒絶している。
 また、米国は25日から、マドゥーロ政権の要人4人(マドゥーロ氏夫人のシリア・フローレス氏、デルシー・ロドリゲス副大統領、ホルへ・ロドリゲス通信相、ヴラジミール・パドリーノ・ロペス国防相)に対する経済制裁もはじめている。