3日付アゴラ紙によると、サンパウロ市内の粉ミルク配給プログラム「レーヴェ・レイテ」で、契約家庭にミルクが行き届かないというトラブルが発生しているという。これは月収2811レアル未満の家庭の6歳までの子どもを対象とするサービスで、市役所によると、市内では約25万人の子どもが加入しているが、ある家庭では今年の4月から、別の家庭では今年に入って以来、ミルクが届けられない状態が続いているという。ミルクの配達遅れの問題は去年も起こり、問題になっていたという。あるとないでは家計に大きく響き、子どもの必需品でもあるので、市にはなんとか対策を願いたいところだ。
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サンパウロ州マリンケ付近のラポーゾ・タヴァレス高速道で、2人の男性が馬車で競走をしている映像が出回って問題化。現在、市警が調査に乗り出している。これは9月29日に撮影されたもので、2人の馬車は共に簡易な作りだ。この競走では馬1頭が横転し、同高速道が一時、通行禁止になる事態も起きた。この映像を確認してみると、のどかな地方の高速道の雰囲気には似合うし、シャレのつもりだったかもしれないが、車の走行や人の通行の迷惑になるようなことはやめた方がいいだろう。
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2日に行われたサッカーのリベルタドーレス杯準々決勝第2試合で、グレミオは本拠地ポルト・アレグレでのアトレチコ・トゥクマン(アルゼンチン)戦を4―0で圧勝。2試合の合計スコアも6―0で準決勝進出が決まり、2連覇に一歩近づいた。準決勝の相手はアルゼンチンを代表する強豪、リーヴェル・プレートだ。