ブラジル・トヨタ自動車(ラファエル・チャン社長)は、先月28日、カローラを生産するインダイアツーバ工場に10億レアル(約289億円)の新規投資計画を発表した。オ・エスタード紙が29日付紙面で報じている。
同紙によれば、工場開設20周年記念イベントにおいて同計画は発表された。今後18カ月で実施され、設備近代化とそれに伴う従業員訓練が行われるという。
同日、発表したラ米カリブ地域を統轄するスティーブ・セイント・アンジェロ最高経営責任者は「この発表は、我が社のブラジルとその国民に対する信頼を、もう一度表す例となった。顧客の期待に応え、さらに輸出競争力をつけることを目的としたこの投資により、より柔軟で競争的な工場になるだろう」と期待を語った。
タグ:自動車