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東西南北

 7日に行われた下院議員選で、サンパウロ州から選出された24歳の女性が話題となっている。タバタ・アマラル氏(民主労働党・PDT)は、サンパウロ市南部の貧困地区ヴィラ・ミッシオナーリアの出身で、父がバスの料金係、母が家庭内労働者という家庭環境で、12歳まで公立校で学びながら、子供の頃から「天才少女」として有名で、12歳からは数学、物理、化学などのオリンピックで30個以上のメダルを獲得。かの米国ハーバード大学を卒業して間もない才媛だ。今回の選挙では26万票余りを集め、いきなり6位で当選した。「目標は2極化した政界と違う道を歩むことで、議会すべての人と対話を求めたい」と語っている。彼女の将来に期待したい。
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 サンパウロ州検察局は8日、8月にサンパウロ市内で殺された軍警ジュリアーネ・ドス・サントス・ドゥアルテさんの殺害容疑で、3人に対する告発を行った。容疑者はいずれも州都第一コマンド(PCC)関係者で、3人の中にはパライゾーポリスの支部リーダーや、麻薬密売の女性リーダーが含まれている。調べによると、ジュリアーネさんは誘拐当日に暴行を受けた後、遺体が発見される前の3日間は生きていたが、麻薬やアルコールを浴びせられた状態だったという。
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 週末は選挙一色だったブラジル。そろそろ、それだけでは飽きるという人にはサッカーが待っている。今日はサッカーのブラジル杯決勝戦で、コリンチャンスがクルゼイロとの第1戦を敵地ベロ・オリゾンテで戦う。なんとかこの試合を有利に進め、17日のイタケロンでの第2試合で優勝の美酒といきたいところだ。