ピニェイロス女声合唱団(古川恵子代表)の第2回コンサートが17日(土)午後3時半から、日伯文化連盟ピニェイロス校講堂(Rua Dep. Lacerda Franco, 328)で開催される。指揮・指導は宮島紀子(みちこ)さん。入場無料。
同合唱団の前身は、ソニア合唱団で約25年の歴史があったが、指導者の白畑智子代表が病気になったこともあり、15年6月に解散した。残ったベテランメンバーを中心に、指導者にピアニストの宮島紀子さんを迎え、16年2月に再編したのがこの合唱団だ
第1部の6曲中、4曲は中田喜直(よしなお)作曲の名曲。中田は昭和を代表する童謡の作曲家で、代表曲には『ちいさい秋みつけた』や『めだかの学校』、『夏の思い出』がある。
来社した古川代表は「白畑先生は、中田喜直のいとこ。白畑先生が昨年9月に亡くなられ、その一周忌の意味も込めて白畑先生時代の歌を選びました」と説明する。
第2部はクラシック音楽の日本語歌詞版。シューベルトの「菩提樹」、「ブラームスの子守唄」、スメタナの「モルダウの流れ」など7曲を歌う。
なお、同合唱団は隔週火曜日午後1時15分から2時間、聖公会教会地下2階(Rua Coropes, 108, Alto de Pinheiros)で練習している。メトロ駅ファリア・リマから徒歩5分。大竹富江ビル隣り。古川代表は「歌が好きな方、一度見に来て下さい。一世も二世もおります」と呼びかけた。問合せは古川代表(11・3812・3131)まで。