第45回文協絵画教室生徒展が8、9日の二日間、文協1階で開催される。指導者は近藤敏さんと息子の直人さん。同教室では現在、大人の受講者16人、子供9人が週1回、文協で油絵、アクリル画、デッサン画などの指導を受けており、今年の自信作を各人が2点まで出展する。
直人さんは「生徒が描きたい作品を、僕らがお手伝いする」という。敏さんも「教室の体裁をとっているが、事実上は個人指導。いろいろなタイプの作品があるので、ぜひ見に来て欲しい」と薦めた。
生徒の田中栄一さん(79、香川県)は「自由な感じがいい。私は油絵など縁がない思っていたが、やってみると面白い。一世で、興味のある人はぜひ試してみたら」と感想を述べた。
同じく松島節子さん(81、鹿児島県)も「10年ぐらい通っている。幼い頃から絵に興味はあったが、生活に忙しく、それどころではなかった。でも今は時間があるので、昔懐かしい風景、棉畑とかを思い出しながら描いています。すごく楽しいですよ」と教室参加を薦めた。
岸健輔さん(75、群馬県)も「自分のガラではないと思っていたが、意外にもハマった。ちょっと自信がつきました」と笑った。