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《ブラジル》ルーラがLJで8回目の被告に=今度の嫌疑は赤道ギニア

 14日、ルーラ元大統領が、アフリカの赤道ギニアで行われた事業に関して、斡旋を依頼された企業から賄賂をもらった容疑で、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で8度目の被告となった。15日付現地紙が報じている。
 今回の容疑は、AGRグループの役員から頼まれ、元大統領という立場を利用して赤道ギニアのテオドーロ・オビヤン大統領に、ARG社を斡旋したこと。ARG社はその見返りとして、2012年7月にルーラ研究所へ100万レアルの寄付を行った。この容疑は、16年のアレテイア作戦で押収されたメールのやり取りで実証された。
 ルーラ氏がラヴァ・ジャット作戦絡みで被告となるのは8回目だ。過去7回の裁判の管轄はパラナ州のクリチーバ地裁だったが、今回はサンパウロ州地裁の管轄となる。