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リオ市=マンギーニョスの製油所で火災=タンク車が火元、燃え広がる

燃え盛るタンク車(Tomaz Silva/Agência Brasil)

燃え盛るタンク車(Tomaz Silva/Agência Brasil)

 17日午後1時30分頃、リオ市北部にあるマンギーニョス製油所で火災が発生した。
 製油所の構内にある駐車場に停車中のタンク車が、燃料を積み下ろす作業を行っていた時に出火したとされ、あっと言う間にタンク車9台が炎に包まれた。周辺住民の中には爆発音を聞いた人もいる。
 カジュー、ベンフィカ、セントロの三つの署から駆けつけた消防士らは、製油所周辺の住民を退避させると共に、泡消火で鎮火を図り、放水によって温度を下げる作業も行った。
 勢いよく上がる黒煙は同市北部のマラカナン地区などからも見え、ブラジル大通りの外側車線や幹線道路のリーニャ・アマレラは、一時的に通行が禁止された。
 幸い、火災による被害は駐車場のタンク車のみに止まり、午後3時には火の勢いが落ちた。現場は白い泡で覆われ、午後3時20分には鎮火と発表された。
 この火災による死傷者は出ていない。(17日付G1サイトより)