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東西南北

 ボルソナロ大統領が4日、大統領選の決選投票で争ったフェルナンド・ハダジ氏とツイッター上で口論を行い、話題となった。事の発端は、ドイツのメディアが昨年のブラジル大統領選を「非知性主義の勝利」と評した記事をハダジ氏がシェアしたのに対し、ボルソナロ氏が「刑務所の囚人の操り人形」が「負けた理由をでっちあげて拡散している」と揶揄したもの。ハダジ氏は「私が言っているわけではなくドイツのメディアが言っているのだが」と前置きした上で、「議論したいなら受けてたつよ」と返した。ボルソナロ氏はそこで黙ってしまった。選挙はもう2カ月以上も前に終わり、自身の政権もはじまっているのだが。
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 4、5日にかけて強い雨が降った影響で、サンパウロ大都市圏内の主要水系の内、アウト・チエテとリオ・グランデでは、7日午前9時現在で既に今月の降水量が100ミリを超えた。グアラピランガやカンタレイラでも70ミリ前後となり、よい滑り出しを迎えている。週末は寒冷前線の影響で気温が低下していたが、今週はまた連日30度以上の暑い日が続くようだ。ただし、天候が崩れやすく、夕立が降りやすい状況にもなるという。水害にはくれぐれも注意を。
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 7日よりサンパウロ市のバス料金が4・00レアルから4・30レアルに上がった。前の金額はキリが良く、現金で利用する人にとっては便利だったが、それが終わることに。13日からは地下鉄やCPTMも同じ金額になる。ビリェッテ・ウニコを使ったバスと鉄道の乗継料金も、7日からは7・21レアル、13日からは7・48レアルに変わるのでご注意を。