リオ選出下議で、連邦下議では史上初の同性愛公表者として知られるジャン・ウィリス氏(社会主義自由党・PSOL)が、自身の命が狙われているとして国外に避難、24日には、昨年10月に再選した下議返上を宣言した。この件と、同件に対するボルソナロ大統領などの反応をめぐり、ブラジルにおける人権意識が国の内外で問題視されている。25~26日付現地紙が報じている。
ウィリス下議は24日にフォーリャ紙に対し、下議辞任を表明した。その理由として、昨年3月に起きた、同じく同性愛者である、リオ市議のマリエーレ・フランコ氏(PSOL)の射殺事件をあげている。