10人の犠牲者を出した8日のフラメンゴのトレーニング・センター火災からわずか3日後、同じリオ西部で、別のサッカー・クラブのユース選手が泊まっていた施設でも火災が発生した。こちらは惨事には至らなかった。12日付現地紙が報じている。
火災現場は、カンポ・ドス・アフォンソスにある空軍スポーツ・コミッション(CDA)所有の宿泊施設。そこをリオ州選手権1部(全国選手権登録はなし)のクラブ「バングー」のU20(20歳以下)のユースチームの選手が利用していた際に起きた。
このとき18歳の選手2人が寝ていたが、火災に気がつき、400メートル先にあった病院に避難した。幸いにして火は大きく広がらず、駆けつけた消防隊によって10分ほどで消火された。
ジエゴ選手はすでに退院しているが、マテウス選手は、煙を大量に吸い込んでいたために入院治療を続けている。だが、程度は軽いという。このときに敷地内にいた他の5選手と従業員1人も手当てを受けている。
火災の原因は現在調査中。これまでに集められた情報によると、宿泊施設の冷房機器から火花が散り、それが選手たちが使っていた毛布に飛び散った結果、火がついたという。
フラメンゴの火事事故も冷房機器のショートが引き起こしたものだとされていた。
今回、火災の起きたCDAの別の敷地には2016年リオ五輪の際の選手村があり、そこにはブラジルの体操代表が宿泊していた。
タグ:サッカー