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リコー杯に星野さん挑戦=海外女流棋士の登竜門

 株式会社リコーと日本将棋連盟が主催する第9期リコー杯女流王座戦の海外招待選手選抜大会が16、17日の両日、国際将棋対戦サイト「81 Dojo」にて行われる。
 各国を代表するアマチュア女性棋士が優勝を競い、優勝者は5月に日本で行われる女流王座戦一次予選対局に招待される。ブラジルからは星野華怜(17、福島県)さんが出場する。
 星野さんは第7期同選抜大会で準優勝を果たしており、今大会でも活躍が期待される。本紙の取材に対して「一試合、一試合を勝ちに行きます!」と意気込みを語った。
 同大会は、14年に海外招待選手として参加したポーランド出身のカロリーナ・ステチェンスカさんが高群佐知子女流三段に勝利し、外国人初女流棋士となる道を大きく拓いたことで有名。海外からプロ棋士を目指す女流棋士らにとって登竜門的存在となっている。
 代表決定戦の模様は、「81 Dojo」サイト(https://81dojo.com/、登録無料)から観戦できる。