【既報関連】リオのフラメンゴ育成チーム宿泊施設の火事を受け、サンパウロ市ではプロサッカーチームの同様の施設に安全監査が入り、使用禁止措置などがとられていると、14日付現地紙・サイトが報じた。
サンパウロ市西部バーラ・フンダのサンパウロFC練習場は一時的に使用禁止となり、プロチームの練習も、コチア市の別のトレーニング施設で行わざるを得なかった。パルメイラスも、育成チームの選手をホテルに移した。
モオッカ地区のジュヴェントスはホームスタジアムの敷地に宿泊していた育成年代の選手を移動させ、カニンデ地区のポルトゲーザも同等の措置を余儀なくされた。コリンチャンスの施設は、医療施設としての許可しかなかった。
13日の午前にはサンパウロ市と、市内六つの主要サッカーチーム、サンパウロFC、パルメイラス、コリンチャンス、ジュヴェントス、ポルトゲーザ、ナシオナルの代表者達との会合が行われた。
その席で市のスポーツ局長長、カルロス・ベゼーラ・ジュニオル氏は、「安全性の検査、改善措置の実施と再点検のために、90日間の猶予を与える。若い選手たちの命に関わる問題であり、改善が見られないときは、このまま使用禁止もあり得る」とした。
市側との会合に唯一会長が出席したサンパウロFCのレコ会長は、「全ての施設が安全、という訳ではないかもしれない」と認めた。
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