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東西南北

 「幽霊候補(ラランジャ)」問題で揺れる社会自由党(PSL)。これまでペルナンブッコ州、ミナス・ジェライス州で問題となっていたが、今度はリオ・グランデ・ド・スウ州でも問題が発生した。それは同党で上議に立候補した企業家のカルメン・フローレス氏が、公金の政党支援金を、自身の娘や孫、自分の企業に横流ししていた疑惑が発覚した。フローレス氏は150万票獲得して4位で落選したが、「当選する気はなく、ボルソナロ氏の大統領選応援のための時間を稼いだだけ」とまで発言しているとか。彼女のために、まじめに考えて票を投じた人のことを考えると、何とも複雑な気持ちだ。
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 最高裁で先週から「同性愛者嫌悪は犯罪か」の判事投票が行なわれているが、現時点でセウソ・デ・メロ、エジソン・ファキン、アレッシャンドレ・デ・モラエス、ルイス・ロベルト・バローゾ4判事全員が「犯罪」と判断している。これで残り7判事中、もう2判事が賛成すれば過半数を超える。モラエス判事に至っては「信仰の自由の抵触には至らない」と、福音派が反対の理由として主張したがるポイントも否定した。これも福音派支持の強いボルソナロ氏には痛い展開か。
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 今週末のサッカーのサンパウロ州選手権、注目カードは本日、サンパウロ市アリアンツ・パルケで行なわれるパルメイラス対サントスの一戦だ。ここまで好調で選手権そのものを牽引している両者だが、決勝トーナメントの前の予行演習的な一戦といったところか。コリンチャンスはボタフォゴSP、不調のサンパウロはRBブラジルと明日それぞれ対戦だ。