13日午後、サンパウロ市中央部ブラスの商業地区で火災が発生した。発生したのは午後4時30分頃で、オリエンテ街123番地にあるビルが全焼した。他の建物への被害はなかったが、このビルから立ち上った黒煙はマルジナル・チエテまで届いていたという。消火作業は18時頃に終わり、負傷者などの報告は出ていない。幸いにも事が小さくて済んだが、この周辺は同市でも指折りの規模の商業地域で、火の手が広がれば、大惨事となる可能性もあった。ただでさえ、この日はサンパウロ大都市圏スザノ市にある州立校で無差別テロが起こったばかり。無事に消火できてホッとした。
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13日付の連邦政府の官報によると、連邦機関のサービスや情報を受ける際に提示するドキュメントの一つとして、納税者番号(CPF)が使えるようになる。CPFは今後、労働者証明番号(NIT)や社会統合プログラム(PIS)の代わりに使用することが可能となる。これまでは、労働手帳と運転免許証が代用有効とされていたが、そこにCPFも仲間入りすることとなった。CPFは日常生活でも最も頻繁に提示を求められる必需番号なので、それで多くの事が済むようになれば楽だ。
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13日に行われたサッカーのブラジル杯第3ラウンドで、コリンチャンスは敵地での対セアラー戦を3―1で勝利した。相手は全国選手権1部と油断できない相手だっただけに、勝って本拠地に戻れるのは大きい。このカードの次戦はサンパウロ市イタケーラで4月3日に行われ、合計スコアで勝利すると、第4ラウンドに進出できる。