長崎県人会(川添博会長)龍踊り部は「龍踊りワークショップ」を先月9日、東洋会館で催した。延べ60人の若者が参加し、そのうち10数人の入部希望者が現れるなど、今後の活性化に繋がる内容となった。
これはリベルダーデ商工会議所(ACAL)の協力を得て、龍踊り部の青年が企画、実行した初の試み。同部員22人に加え延べ60人の若者が参加し、共に汗を流して龍踊りを満喫した。
開会挨拶で、川添会長は龍踊りの意味と県人会活動の関係を説明。牧山エドソン青年部長は、当地における龍踊りの歴史を写真と漫画風スライドで分かり易く紹介した。
続けて、龍が祀られている神社での礼と拍手の仕方、それに纏わる一本締め、三本締め、三三七拍子などを指導すると、初心者は物珍しそうに手を叩き、掛け声をかけては、子供のようにはしゃいでいた。
模範演技の後、龍踊りの棒の動かし方、足の運び方を学び、練習用龍体を使い、参加者全員が代わる代わる見よう見まねで所狭しと動き回っていた。最後に、石川ラッケル副部長が参加者に謝意を述べ、「これからもこの催しを継続していきたい」と締め括った。
川添会長は「これから一緒に練習したいという人も10数人現れた」と喜びを語り、「運動不足解消にはもってこいの踊りです。練習希望者を募集していますので、是非ご参加下さい」と呼びかけた。
問合せは、川添会長(4828・3622)、石川副部長(96834・5209)まで。