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東西南北

 24日の夜、サンパウロ市東部アリカンドゥーヴァで、歩道に乗り上げた乗用車が横転し、歩行者を撥ね、2人が死亡、1人が重傷を負う事故が起きた。この事故で、29歳の男性運転手が逮捕された。乗用車には19歳の恋人も同乗していた。死亡した内のひとりで25歳の男性は、寄寓にも運転手の幼馴染だったという。この事故に関して、運転手の方は「ラジオの線が切れてクラッチに巻きついたため、コントロールが利かなくなった」と言うが、女性の方は「車内で激しい口論をしていた」と語り、証言が食い違っている。その理由がいかなるものであるにせよ、罪の方はしっかり償っていただきたいものだ。

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 サンパウロ市地下鉄は、2019年の予算を、2号線の延伸計画と「19号線」と呼ばれるグアルーリョス空港への新しい線のために割くという。サンパウロ市地下鉄に関しては、モノレール17号線と4号線の完成の大幅な遅れが指摘されているが、この感じだと、そちらの方はさらに延期ということになりそうだ。2号線は、将来的にペーニャ駅で3号線と連結する予定で、最終的にはグアルーリョス空港まで路線を延ばす計画になっている。

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 サッカーのサンパウロ州選手権は今日が決勝トーナメントの準々決勝2試合目。コリンチャンス対フェロヴィアリア、イトゥアーノ対サンパウロ戦が行われる。前の試合で引き分けだったコリンチャンスはなんとか巻き返したいところだ。一方、サンパウロは、前戦でいきなり2得点デビューした「ニュー・カカー」こと、イーゴル・ゴメス(20)の活躍に期待がかかる。