一般財団法人「日伯協会」(兵庫県神戸市所在)の事務局長、細江清司さんが3月31日付で退任した。メールで届いた退任の挨拶によれば、13年間も勤務したとのこと。後任は、住友ゴム工業株式会社から出向している窪田静磨さんが、常務理事兼事務局長として就任した。なお、細江さんは引継ぎのために6月まで事務局に残るという。同協会は1926(大正15)年創立と、日伯関係の団体としては最古。同協会が中心になって旧国立移民収容所の改装事業を行い、現在は「海外移住と文化の交流センター」として活用している。ここが主催して行なう日伯間の大きな節目の行事には皇族もご列席されるなど、重要な団体だ。神戸まで行った折には、同センター内の移住ミュージアムに足を運んでみたら。