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東西南北

 4月に入り、本来ならもう雨季も終わっているはずなのだが、ここ数日は、大雨のあったリオのみならず、サンパウロ市でも雨季さながらの雨が降り続いている。サンパウロ市では9日の時点で4日連続で雨が降り続いたことになる。同日午前9時現在の主要水系の降水量をみても、今月の累積はすでに50ミリを超えており、2月や3月と変わらないペースで雨が降っている。サンパウロ市では8日に、13カ所の冠水と32本の倒木まで記録。予報だと、このようなぐずついた天気はせいぜい今日くらいまでで、それ以降は持ち直して晴天が続くという。乾季に水系が潤うのは良いことだが、そろそろすっきりとした秋晴れも見たいところ。

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 サンパウロ州では昨年、軍警や市警によって殺された人が657人発生したという。これは、同じく彼らが負傷させた人、602人を大きく超えている。17年は死者が690人で負傷者が693人だった。その一方、18年に死亡した警察官は17人で、負傷警官も265人と、彼らが市民を傷つけた数よりかなり少なかった。ドリア州知事は「警察官による死者を減らしていきたい」と語っているが、どういう策を講じるか。

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 8日のサッカーのサンパウロ州選手権準決勝、サントス対コリンチャンス戦第2試合は、サントスが1―0で勝ち、2試合合計2―2でPK戦となった。コリンチャンスは1発目以外のPKを全部決めたが、サントスが2度目に外した時点でPK戦は7―6となり、コリンチャンスが決勝に。サンパウロとの決勝戦は、14日がモルンビ、21日はイタケーラで開催される。