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東西南北

 ダッタフォーリャの調査によると、ボルソナロ大統領が1月に銃所有のための規制を緩和する大統領令を出したにもかかわらず、国民の銃への警戒心はむしろ上がっている。やはり、3月に起きたスザノの州立校での無差別テロや、ボルソナロ政権への支持率低下が影響しているのだろうか。また、今回の調査で、警察官に対する国民の恐怖心が高いこともわかった。今回の調査が行われたのは今月の2日と3日で、7日に陸軍兵がリオ市で起こした、勘違いによって銃弾80発を費やした市民殺害事件より前だ。今、改めて調査を行ったら、結果はまたさらに悪くなるような気がするのだが。
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 9日午前、サンパウロ州ジャカレイで、ダイナマイトを50キロ積んだ防弾車が見つかった。車内から見つかった書類により、このダイナマイトが、4日にサンパウロ大都市圏のグアラレマで銀行強盗を行おうとしたが、軍警と撃ち合いになり、11人が死亡した強盗団の所有物であることが判明した。この強盗団は州都第一コマンド(PCC)に所属しており、諸々の証拠から、このダイナマイトはサンパウロ州サンタブランカでの銀行支店の爆破に使われる予定だったのではないかと見られている。
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 10日開催のサッカーのリベルタドーレス杯グループ・リーグで、パルメイラスは本拠地アリアンツ・パルケでのジュニオル・バランキージャ(コロンビア)戦を3―0で圧勝した。これで25日に行われる次戦、敵地ペルーでの対メルガー戦で勝つか引き分けるかで、最終の第6節を待たずして、決勝トーナメント進出が決定する。