【既報関連】4月25日にブラジリアのジュセリーノ・クビチェッキ空港など4空港で国内便の機内持ち込み荷物の制限が厳格化された後、2日からはベロ・オリゾンテのコンフィンス空港など4空港でも、大きさや重さを超えた持ち込み荷物の料金徴収開始と2日付現地紙サイトが報じた。
航空会社が預かり荷物の手数料徴収(最低59レアル)を始めて以来、手数料の支払いや荷物受け取りまでの時間のロスを嫌い、手荷物だけで旅行する人が増え、機内持ち込み荷物の大きさや重量の制限を厳しくする必要が生じた。だが、基準がバラバラで混乱が生じ、統一が図られた。
無料で持ち込める荷物は、縦55センチ、横35センチ、奥行き25センチ、重量10キロ以内のもの一つと、外寸が45センチ×35センチ×20センチ(重量制限なし)までの個人所有バッグか空港で購入した品物入りの袋一つまで。これを超えると預かり荷物となり、料金徴収となる。
4月25日に新基準適用開始は、ジュセリーノ・クビチェキ空港、クリチーバのアフォンソ・ペーナ空港、ナタールのアルイジオ・アウヴェス空港、カンピーナスのヴィラコッポス空港。2日に適用開始となったのは、コンフィンス空港やフォルタレーザのピント・マルチンス空港、レシーフェのグアララペス・ジウベルト・フレイレ空港、ベレンのジュリオ・セーザル・リベイロ(ヴァル・デ・カンス)空港だ。
サンパウロのコンゴーニャス空港、リオのガレオン空港とサントス・ドゥモン空港、ゴイアニアのサンタジェノヴェーヴァ空港、ポルト・アレグレのサウガード・フィーリョ空港は13日、グアルーリョスのサンパウロ国際空港とサルバドールのルイス・エドゥアルド・マガリャンエス空港は23日に適用開始となる。