ボルソナロ大統領の長男フラヴィオ氏は昨年末から1月にかけて、元職員ファブリシオ・ケイロス氏への幽霊職員からの多額の振込み疑惑でかなり注目を浴びたが、今度は次男カルロス氏にも幽霊職員の疑惑が浮上している。報道によると、カルロス氏は18年前にリオ市議に当選して以来、昨年末まで、ボルソナロ大統領の2番目の妻、アナ・クリスチーナ氏の家事手伝いだった女性を雇っていたという。この女性は当初、ボルソナロ一家の電話番などをしていたが、後にアナ・クリスチーナ氏の前夫の陸軍大佐に関係する幽霊職員扱いとなり、ボルソナロ氏が大統領に就任後に解雇されたという。この疑惑、今後どうなる?
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サンパウロ市でも人気のある文化施設SESC(セスキ)が、今日11日にサンパウロ大都市圏のグアルーリョスにもオープンする。国際空港を有し、人口も100万人を超える市だけあり、グアルーリョス市のSESCは、3万4千平米とかなり大きい。今後は結構大きな文化的な催しも行われる予定だ。11、12日は早速、フリー・コンサートが行われ、人気歌手のピチィやマルセロD2なども出演と豪華な演出。人気施設となることを願いたい。
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9日をもってサッカーのリベルタドーレス杯のグループリーグが終了し、決勝トーナメントに進出する16チームが出揃った。ブラジルからはパルメイラス、インテルナシオナル、クルゼイロ、フラメンゴ、アトレチコ・パラナエンセ、グレミオの6チームが勝ち残った。決勝トーナメントの抽選は13日に行われ、コパ・アメリカ終了後の7月下旬から試合が始まる。