ホーム | 日系社会ニュース | ■ひとマチ点描■海を越えた家族の絆

■ひとマチ点描■海を越えた家族の絆

秋風さん

秋風さん

 「NHK全国俳句大会」では、パラー州都ベレン市在住の下小薗秋風さんは海をまたいで俳句の競作を家族で楽しんでいる。今年の第20回大会では4人とも仲良く佳作に入選したという。
 メンバーは下小薗さんと妻そのさん、茨城県に住む姉と鹿児島県に住む妹の四人だとか。

そのさん

そのさん

《姉》竹下澄子(茨城県在住)「花南瓜活けて明るき農の居間」選者不明・入選
《妹》下小薗孝子(鹿児島県在住)「雁渡るまだ温みある死者の指」堀本祐樹選・佳作
《本人》下小薗秋風(昭仁、パラー州在住)「アマゾンや空が土俵の喧嘩凧」宮坂静生選・佳作
《妻》下小薗その(とも子、パラー州在住)「風鈴を異国の窓に吊したり」選者不明・入選
 家族が海を越えて同じ俳句大会で競作するなど、今でなければできないこと。通信のグローバル化と共に、俳句も海をまたぐ?!  (深)