ノーヴァ・セントラル相撲協会(ルシアナ・ワタナベ会長)主催『第23回ノーヴァ・セントラル地域相撲大会』が先月28日、スザノ市のパウロ・ポルテーラ市営体育館で開催された。
同市では、世界相撲選手権で2大会連続銀メダルを獲得したルシアナ会長が発起人となり、13年から市教育局と同相撲協会が連携し、試験的に公立4校で体育の授業に相撲を導入している。相撲の教育的効果に期待しての試みだ。
同市はJICAボランティアの飯田浩之さんが相撲指導をしているなど、他地域と比較して相撲が盛んだ。大瀧多喜男渉外部長は「皆のフォームが良くなった。最初はただの掴み合いだったが、型が出来てきた。今にスザノが相撲王国になる」と期待している。
スザノ市の女性相撲選手は、今年のサンパウロ州相撲大会の団体戦で初の総合優勝を果たすという快挙も成し遂げた。大瀧渉外部長は「今年の全伯大会が楽しみだ」と期待を語った。
結果は以下の通り(敬称略)。【個人男子】幼年D=ギリェルメ・ナシメント、同C=ミゲウ・アウメイダ、同B=ペドロ・バチスタ、同A=カルロス・バチスタ、準青年=ペドロ・ヴィラウバ、青年=ヴィトル・カマルゴ
【個人女子】幼年D=ベアトリス・コスタ、同C=エマヌエリ・バロス、同B=ロハネ・ヴィトリア、同A=ナタリー・エドゥアルダ、準青年=コリナ・クレメンテ、青年=フェルナンダ・ロジャス
【団体戦】1位=ノーヴァ・セントラル