6月1日から15日までフランスで行われる、アンダー世代のサッカー国際大会、トゥーロン国際に出場するブラジルU22代表メンバー22人が15日に発表された。
前サンパウロFC監督のアンドレ・ジャルジーニが率いるU22代表(1年後の東京五輪を目指すU23代表)には、ブラジル国内11チーム、欧州9チームから22人が名を連ねた。
開催国のフランスに加え、ブラジル、イングランド、ポルトガル、日本なども参加するこの大会の参加国は合計12カ国で、4カ国ずつ、3グループに分かれて1次リーグを行った後、各グループの首位、計3チームに、各グループで2位になった3チームの内、最も成績の良かった1チームを加え、ベスト4(準決勝)を行う。
グループBに入ったブラジルは2日にグアテマラと初戦を戦い、5日にフランス、8日にカタールと戦う。
欧州チーム所属の選手たちは、5月末にはほぼオフ入りしているが、ブラジル国内チームはシーズンのため、国内チーム所属選手は最大で5試合を欠場することになる。
メンバーは以下の通り。
《ゴールキーパー》ルカン(ヴァスコ・ダ・ガマ)、ルーカス・ペッリ (クリスタルパレス)、イヴァン(ポンテ・プレッタ)
《ディフェンダー》ガブリエル(リール)、ムリーロ・パイン(クルゼイロ)、ルイス・フェリペ(ラツィオ)、リャンコ(ボローニャ)、エメルソン(ベティス)、グーガ(アトレチコ・ミネイロ)、イアゴ・ボルドゥッキ(インテルナシオナル)、レナン・ロジ (アトレチコ・パラナエンセ)
《ミッドフィルダー》ドウグラス・ルイス(ジローナ)、チアゴ・マイア(リール)、ブルーノ・タバタ(ポルティモネンセ)、ウェンデル(スポルティング)、マテウス・ヴィタル(コリンチャンス)、マテウス・エンリケ(グレミオ)
《フォワード》ペドリーニョ(コリンチャンス)、マテウス・クーニャ(RBライプツィヒ)、ロドリゴ(サントス)、アントニー(サンパウロ)、ペドロ(フルミネンセ)
発表の席でジャルジーニ監督は、「東京五輪予選に向けたチーム作りの第1段階として、重要な時期にあると認識している。もちろん、前回大会に続き、金メダルを獲ることも重要。招集した選手たちの力量、経験を信頼しているし、急増チームではあるが、彼らと共に早くチーム作りをしていけると思っている」と語った。
FWのロドリゴやアントニーを擁するサントスFCとサンパウロFCは、彼らをメンバーから外すようにCBFに求める可能性もある。(15日付グローボ・エスポルテより)
タグ:サッカー コリンチャンス サントス サンパウロFC 写真ニュース サンパウロ グローボ