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東西南北

 15日に米国テキサス州ダラスで、ボルソナロ大統領がブッシュ元大統領と面会した。ブッシュ氏の広報によれば、同氏は事前にボルソナロ氏との面会を聞かされておらず、かなり驚いていたという。ただ、「せっかく、外国からはるばるやって来たのだから」と快く会うことにしたのだとか。また、ボルソナロ氏は、16日にダラスの国際関係会議所で開催される、ブラジル/米国商工会議所主催の「今年の顔」の授賞式に参加するとの理由で渡米したはずだったが、国際関係会議所の代表は「招待した覚えはない」と語っている。この賞の授賞式はニューヨークで少なくとも2度拒否された経緯がある。米国での今後の評判も厳しいか。
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 サンパウロ市保健局が15日、2015年以来初めてとなるサランポ(麻疹、はしか)の域内感染発生を確認した。罹患者は48歳の大学教員(男性)で、事前に予防接種を受けておらず、現在入院中だが、既に回復期に入っている。サンパウロ市では現在までに7人の罹患が確認されているが、6人は市外で感染した患者だった。また、豪華客船での感染騒ぎも起きたサントス市では20人の感染が報告されているが、域内感染は1人だ。サンパウロ市では、他の92人の擬似症患者について、感染の有無などを調査中だ。
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 サッカーのブラジル杯は15日より決勝トーナメントに突入。この日、サンパウロ州勢は2チームが出場したが、コリンチャンスは本拠地でフラメンゴに0―1で破れた。サントスは敵地でのアトレチコ・ミネイロ戦を0―0で引き分けた。同カードの第2試合はコリンチャンスが6月4日、サントスが同6日に行われる。