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《ブラジル》サンパウロ州~リオ州で雨の被害相次ぐ=土砂崩れやトンネル崩壊も

 サンパウロ州北部海岸やリオ州南部では16日から17日にかけて大雨が降り、土砂崩れで高速道やトンネルが通行止めになる事態が起きている。16、17日付現地サイトが報じている。
 16日夕方はサンパウロ州北部海岸で強い雨が降った。ウバトゥーバ市の中心部では、24時間で200ミリの雨を記録した。
 この影響で、タモイオス道は16日17時20分頃に73~78キロ地点で起きた土砂崩れの影響で通行止めとなった。この状態は17日も続いている。
 また、アンシエッタ道やリオ~サントス間の国道も土砂崩れなどで通行止めとなったが、こちらは17日午後には解除されている。
 一方、リオ市でも激しい雨が降り、南部ガヴェア区のアクースチコ・トンネルでは、昼過ぎに天井の一部が崩壊して通行中のバスに落ちる事故が発生し、通行止めとなった。天井崩壊は、トンネルの外側で起きた土砂崩れの影響だという。
 17日午後1時30分現在、アクースチコ・トンネルの他に、ニーマイヤー大通りやズズ・アンジェル・トンネルが通行止めとなっている。ニーマイヤー大通りの封鎖は16日に4カ所で土砂崩れが起きた影響で、17日夕刻には開通した。