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『西風』第9号を発刊=日米戦、人口減少を考察

『西風』第9号

『西風』第9号

 西風会(せいふうかい)は3月に『西風』第9号を刊行した。発行部数は200部。同会は会員が毎月1回集まり、様々なテーマについて議論する私的な研究会。体験談や調査内容をまとめ、年に2回同書の出版を行っている。
 今号では、峰村正威さんによる「日本的なあまりに日本的な」の最終回を掲載。日米戦の交渉の過程から、日本人的な考えを探る。
 また人手不足と人口減少問題についての座談会での議論を掲載。外国人労働者の受け入れや、日本人が持つ外国人への偏見や嫌悪感について考察している。
 日比野健一さんによるエッセイ「ときめき」では、身の周りの何事にも関心を持った若い頃と比べ、老後を迎えときめきを感じなくなった自分を切なく振り返る。
 論文やエッセイ、小説、社会時評の投稿も可能だが掲載の可否は同会が検討する。入手希望者には無料で配布を行っている。入手希望、投稿の連絡は中島宏さん(メール=nakashima164@gmail.com)まで。