先日、ブラジル世界救世教の宣教本部竣工50周年の式典に参加させてもらったが、本部にいるブラジル人幹部や専従者らの日本人顔負けな日本語に舌を巻いた。
例えば、宮道マルコ・レゼンデ本部長。慶應義塾大学を卒業しており、言葉遣いも日本人そのものだし、日本語の資料もスラスラ読む。
秘書のジョージア・ブランキーニョ・ラッフォさんも東京外語大学に留学経験がある。言葉はもちろん、オーリャ子との日本語でのメールのやり取りも完璧だ。
ニコラス・ブレンドン・レモス・ビアナさんは翻訳部におり、完璧な日本語を話すのはもちろん、ビジネス日本語も難なく使いこなす。顔はどう見てもブラジル人だが、接する態度もどこか日本人に近いように感じる。
その他にも日本語が堪能な信者らがズラリ。少し日本語が話せる程度でも感動するのに、ここまで日本語が浸透している団体は他に無いんじゃないか。
当地の日本語の最高峰を見た気がする。日系人だけじゃなく、日本人の自分もうかうかしていられない。(亜)