ブラジル連邦上院議会は6日、国内の上下水道整備会社の規制に関する法案(19年PL3261号)を賛成多数で可決したと、6、7日付現地各紙・サイトが報じた。
同法案は、3日に承認期限が切れた18年暫定令868号と同じ内容で、民主社会党のタッソ・ジェレイサッチ上議が期限切れと同時に提出したものだ。
同法案では国内の上水道業務に私企業が参画することを認めており、参画のための詳細規則は国家水資源庁(ANA)が制定する。この規則は、自由競争、効率性とともに経済的持続性を奨励する内容となる。私企業の参画は、発電所や送電施設の入札同様、期間を定めた経営権委譲の形をとり、公的サービスを適正価格で提供することが義務付けられる見込みだ。
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