ホーム | Free | コロニア芸能祭22、23日に=600人出演、圧巻の演舞=特別に「さくら音頭」再演

コロニア芸能祭22、23日に=600人出演、圧巻の演舞=特別に「さくら音頭」再演

来社した一行

来社した一行

 ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)は「第54回コロニア芸能祭」を22、23の両日午前10時から、文協ビル記念大講堂(Rua São Joaquim, 381, Liberdade)で開催する。
 同芸能祭は歴史、規模ともに日系社会最大級の祭典。今回も花柳流金龍会、藤間流日本舞踊学校、京藤間流、リベルダーデ文化福祉協会舞踊部、若手のジャパニーズ・ダンス・カンパニー「優美」などの主だった芸能団体が総出演する。
 民謡、太鼓、剣舞、Yosakoiソーランなど約120種目、総勢600人以上が日本の伝統芸能ショーを華やかに繰り広げる。さらに今回のフィナーレでは、昨年の110周年記念式典芸能ショーで盛大に披露された「さくら音頭」が再び観られる。普段は別々に活動する日本舞踊団体が合同で踊るもので、非常に珍しい演舞となる。
 食の広場ではブッフェ・アルナルドが毎年大好評のカレーやうどんなどを販売。他、衣服やアクセサリーなども出店販売される。

昨年の110周年芸能ショーで披露された「さくら音頭」

昨年の110周年芸能ショーで披露された「さくら音頭」

 案内に来社した楠本留巳芸能祭実行委員長らは、「昨年の110周年芸能ショーでは5千人しか入れず、観られなかった人もいたと思う。今回存分に楽しんでほしい」と来場を呼びかけ、「今回は令和の第1回目。そして移民111周年で1が揃うスタートの年。気持ちを新たに芸能祭を盛り上げたい」と意気込みを見せた。
 同芸能祭は「移民の日」の記念祭典の締めくくりとして始まり、今回で54回目。以前は地方からの団体も多数出演していた。
 同芸能祭の入場は無料だが、福祉施設に保存食1キログラムの寄付を呼びかけている。
 問い合わせは文協(電話=11・3208・1755)まで。