《ブラジル》ボルソナロ大統領の支持率は33%=政権への期待度も14%P落ちる=白人、男性、富裕層に偏る支持=「汚職対策」の優先度下がる

今月4、5日に全国130市在住の16歳以上のブラジル人2千人以上を対象に行われた、ダッタフォーリャによる世論調査の結果が発表された。8日付現地紙、サイトが報じている。
この調査の正確性は95%といわれ、誤差は±2%ポイント(P)とされている。
ボルソナロ大統領の政権を、「良い」または「最良」と評価した人(=支持率)は33%(4月は32%、以下同)、「普通」は31%(31%)、「悪い」「最悪」は33%(30%)、「分からない」「回答拒否」は2%(4%)で、4月の調査結果とほぼ同じだった。
支持率33%は政権発足から半年後の数値としては、コーロル(34%)、カルドーゾ(40%)、ルーラ(42%)、ジウマ(49%)を下回っており、イタマル(24%)を上回ったのみだった。
政権の今後への期待に関しては、「良くなる」「大いに良くなる」が51%、「普通」が21%、「悪くなる」が24%だった。政権発足前は「良くなる」「大いに良くなる」が65%、「普通」が17%、「悪くなる」が12%だった、政権発足後半年で、期待度は14%P落ち込み、悲観的な見方をする人が12%から24%へと倍増したことになる。
これまでのボルソナロ政権の働きは「期待以下」とした人が61%、「期待通り」が22%、「期待以上」が12%だった。
「ボルソナロ大統領は国の指導者として、適切な振る舞いをしているか?」との質問には、「全てにおいてそう思う」が22%、「大体そう思う」が28%、「一部そう思う」が21%、「全くそう思わない」が25%だった。
また、ボルソナロ大統領を支持する層は選挙時と同様に、「白人」、「男性」が中心だった。「白人」は全体の42%がボルソナロ大統領を支持し、黒人の25%、褐色、混血の31%を上回った。また、「男性」も全体の38%が大統領支持で、女性の29%を上回った。
また、「富裕層」や「高学歴層」も大統領の支持率が高く、地域別の支持率は「南部」が最高で42%(不支持率は25%)、支持率が最低の「北東部」では不支持が41%に上った。
「政府に優先して取り組んで欲しい課題」に関しても、ボルソナロ大統領就任の前後で変化が見られた、それは「汚職」を挙げる人の減少だ。「汚職対策」を最優先課題とした人は昨年12月の時点では20%だったが、最新の調査では7%だった。
優先課題として上位に来たのは「治安」(19%)、「医療」(18%)、「教育」(15%)、「失業」(14%)、「経済」(8%)だった。