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■ひとマチ点描■氷点下2・8度のラーモス移住地

水道管から30センチのツララが垂れ下がった様子

 9月8日に『第21回ラーモス桜祭り』を予定しているラーモス日伯文化協会(小林雄二会長)では現在、その準備が真っ最中だ。会場となる桜公園には山桜が約1千本も植えられている。今年は移住地開設55周年を記念し、南三州では初めての専用の茶室を、今回は東屋の部分のみを当日に落成する予定とか。
 ラーモス移住地が所在するサンタカタリーナ州フレイ・ロジェリオ市は、今回の寒波で氷点下を記録した。現地から送られてきた写真には、水道管からしたたれる水が凍って、ツララになっている様子が写っていた。
 写真説明にはなんと「今朝(5日)は氷点下2・8度でした」とのこと。いわゆる「ブラジル」らしくない光景だが、これもブラジル。それゆえに、当地で一番遅い桜祭りがラーモスでは開催される。(深)