2012年5月に夫である食品大手「与喜」の御曹司だったマルコス・マツナガ氏を殺害、遺体も切断して捨てたことでブラジルの話題をさらったエリーゼ受刑囚が、今月1日から、昼間外出が認められるセミ・アベルトの処分となっていたことがわかった。刑期は19年だったが、模範囚と評価され、セミ・アベルトになる時期が早まった。この事件は、離婚と実娘の養育権を求めたエリーゼ氏がマルコス氏から暴行を受けた後に起きたバラバラ殺人というショッキングなものだったが、引きこもりの銃マニアだったマルコス氏の日常生活の実態も報道され、話題を呼んでいた。今後、エリーゼ氏は就労や勉学が可能となるが、彼女の今後やいかに。
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1日から学校の新学期がはじまっているが、7日付アゴラ紙によると、サンパウロ市南部の少なくとも8校の公立校では、職員不足で給食が作れず、パックの牛乳やビスケットなどが渡されるのみの状態になっているという。サンパウロ州によると、これは、休み期間中にこれらの学校の下請けの給食業者の入札を行い、新たな担当業者が決まったものの、職員の手配がうまくいっていないためだという。おなかを空かせる子どもたちのために早く対処を。
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世界屈指の右サイドバックとして知られ、国内リーグ最高クラスの額でサンパウロFCと契約したダニエル・アウヴェスが6日、モルンビ・スタジアムでファンへのお披露目と記者会見を行った。36歳ながらなおも世界屈指の強豪が獲得を目指した中、「幼い頃からの夢」とあえて帰国したダニ。その心意気に人気が盛り上がりそうだ。