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パンアメリカン=ブラジルがメダルランキングで2位に=日系選手らが卓球で活躍

男女混合ダブルスで準優勝、銀メダルに輝いたグスタヴォ・ツボイ(左)とブルーナ・タカハシ(右)(Abelardo Mendes Jr./rededoesporte.gov.br)

 【既報関連】7月26日からペルーのリマで開催されている、南北アメリカと中米カリブ海諸国限定参加の〃ミニ五輪〃、パン・アメリカン競技大会(汎米大会)13日目の7日昼の時点で、ブラジルは金メダル27個、銀メダル22個、銅メダル40個と、合計89個のメダルを獲得し、メダルランキングで2位につけていると8月6、7日付ブラジル国内紙・サイトが報じている。
 ブラジルはメダルランキングで、汎米地区で圧倒的な力を持つ米国に次ぐ2位になることを目標としており、4日の時点で2位につけたが、一旦は3位に落ちた。だが、7日昼現在では、金メダル数でカナダを三つ上回り、2位に復帰した。
 5日に行われた卓球の混合ダブルスでは、グスタヴォ・ツボイとブルーナ・タカハシが決勝に進んだものの、カナダのペアにセットカウント1―4で敗れ、銀メダルに甘んじた。ツボイは、ウーゴ・カルデラーノと組んで出場した男子ダブルスで優勝、タカハシはジェシカ・ヤマダと出場した女子ダブルスで銅メダルを獲得し、卓球でのメダルは金、銀、銅一つずつの計3個となった。卓球選手団は個人戦でも勝ち残っており、メダルはさらに増える可能性がある。
 2日から5日にかけて行われた新体操では、個人総合でナタリア・ガウジオが銅、リボンでバルバラ・ドミンゴスが銀、団体総合で銅、団体5ボール銅、団体3フープ2クラブで金と、合計5個のメダルを獲得した。
 7月29日から8月2日にかけて行われたバドミントンでは、男子シングルスでイーゴル・コエーリョが金、男子ダブルスで銅、女子ダブルスで銅を2個、男女混合ダブルスで銅と合計5個のメダルを獲得した。バトミントンでは3位決定戦が行われず、準決勝敗退で自動的に銅メダルとなる。ブラジルは女子ダブルス準決勝に2組が進出し、共に敗れた。
 大会後半は陸上や水泳が行われており、更なるメダル獲得も期待される(前記メダル数には水泳で取得したメダルの一部が含まれている)。閉会式は11日の予定だ。