11日は父の日で、ブラジルでは服役中の犯罪者の一部に外泊許可が出る。だが、この制度が何かと物議を醸しやすい。今年の場合は、アレッシャンドレ・ナルドーニ受刑囚(41)に外泊許可が出て、話題となっている。ナルドーニ受刑囚は2008年、離婚後も、週末には会うことのできた前妻との娘イザベラちゃん(当時5歳)を殺害した上、再婚相手と共謀し、侵入者に襲われ、イザベラちゃんが窓から投げ出されたかのように偽装まで行っていたことも判明し、全国民にショックを与えた。そのような人物にも、よりによって「父の日」の特別許可が出るのは皮肉だが、罪を償える日はやって来るのか。
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8日付アゴラ紙によると、サンパウロ州海岸部のサントス市で、鳩の糞から派生したと思しき病で最近2人の男性が死亡したという。この2人は共に頑固な頭痛やめまい、息苦しさなどを訴え、4カ月間入院。頭痛は激化し、発作も起きた。一人は手足や舌にふるえなども出ていたという。この病気はクリプトコックス症と呼ばれ、鳩の糞や木の幹などに生じた酵母状の菌が吸引や傷口から入って起こるという。鳩の糞は公共の場所でもよく見かけるが、「たかが糞」などと油断はできない。
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今週末はサッカー全国選手権の第14節。注目カードは今日、サンパウロ市モルンビ・スタジアムでの伝統カード、俗に「サンサン」とも呼ばれるサンパウロ対サントス戦だ。元チリ、アルゼンチン代表を率いたサンパオリ監督の下で首位を走るサントスに、若手中心に切り替え、こちらも好調のサンパウロがどう迎え撃つか。楽しみな一戦だ。